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産みたい女性にとって、日本企業はみんなブラックである [life]

というタイトルのPresident Onlineの記事http://president.jp/articles/-/10651)に、いままで気づかなかった視点を見せられ、妙に納得。

確かに社会に出て、いっぱしのキャリアを積むのには10年とは言わないまでも少なくとも3年以上たってから目指せることだと感じます。でも2〜3年で平社員からチームリーダー程度になってからは、企業にもよると思いますが1年以上継続して利益を生むような成果をあげないと認めてはもらえないというのが、少なくとも私も経験上のこと。

女性が産休制度が機能している大企業に就職していて、かつ収入のきちんとある男性と結婚すればキャリア形成も考えられると思います。実際に結婚してこどもを持っている同姓の友人はほぼそれに当てはまります。

でも、私のように一浪して大学に入り修士卒ともなると、社会人スタートがまず25歳からです。どんな人にもなんとか認められる経歴を持てるようになるのは30歳を超えてからだというのは、その前後に転職活動をした経験上からも感じます。

そして、このまま仕事を続けない限りは収入がないわけで生きて行けないと考えると、結婚だとか出産だとかが自分の将来からだんだん遠ざかっていくのが肌身に感じるわけです。厳しい仕事環境の中だとその時に彼氏がいてもいなくても、まずは現実的に少なくとも自分だけでも養うことが切実です。

その辺り、もし女性のしたたかさを持ち合わせていればもう少し良かったのに、と思わなくもないのですが、竹を割ったような性格で裏表が嫌いという姿勢が、「人に頼るのが苦手」につながってしまうんでょうね。。。

残念ながら、私が勤めていた職種は残業が当たり前だったことと、自己評価でも仕事ができる方なので次々に仕事が降ってくるというありがた迷惑な環境にいつづけたことが、今の私を形作っているので、過去に戻れるなら別の道があったタイミングを自分に教えてあげたいです。

記事にもある「女として働くことをすっかり忘れていました」は自分のことかと思いました。
私も本来の出産の時限が近づいていることをもちろん知ってはいます。でも産むだけじゃなく、その後の育児も考えると非現実にしか思えないこの現状。

いろんな公共団体の出産や育児支援があっても、現実と向き合っている友達に聞くと、今の私には産む事も育てる事もなんて厳しいんだろう、と思わずにはいられません。現に「二人目は考えられない」という言葉もわかる気がします。

そしていろいろと堂々巡りを繰り返して「世知辛い世の中だなあ」と、結局今日もお茶を濁して終わるんですね。
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